【最終71位】ゴールデンタイムラバースタン【S22使用構築】

はじめまして。ぼんじりZと申すものです。

自分の中で構築記事は最終2桁を取るまで書かないと決めており、ついに念願の最終2桁を獲得することができたので記念として構築記事を残させていただきます。

【構築経緯】

環境にスタン構築が予想よりも少なくスタンに勝率5割以上、その他の構築に高い勝率を保つことができれば高い順位を取ることができると感じていた。

シーズン後半に流行っていたサイクル構築に毒びし+隠密カイリューが刺さると考えそこからスタート。毒びし要因として初手のドラゴンに安定し、そのまま起点作成のできる甘えるマスカーニャを採用。また、カイリューの相棒として構築とのシナジーもよいHBサーフゴーを採用した。

ここまでだとスタン構築に抗えないためステロ要員としてHDブリジュラス、フェアリー枠として、カイリューと受け攻めともに相性補完に優れ、相手にしていて厳しかった、火力のあるAキュウコンをパクった。

ここまでで大体の構築には対応できていたので受けとママングライを破壊し、見た目がスタンっぽく見える暁ガチグマを採用し、構築が完成した。

 

【要点】

・下振れ要素をなくす

・匿名性の高い並びで意表を突く

・スタン以外の構築に負けない

 

【単体紹介】

カイリュー @ おんみつマント
テラスタイプ: じめん
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
197(244)-176(44)-122(52)-108-123(20)-119(148)
じしん / アイススピナー / りゅうのまい / はねやすめに一舞で最速アロコン抜き

アイスピで無振りガブ確定、+1テラス地震でH252無補正ブリジュラス確定
耐久なるべく高く、DL対策(D>B)

本構築の絶対的エース。スタン系構築にはほとんど選出し、破壊の限りを尽くした。    地面テラス+隠密マントという要素が偉すぎて麻痺しびれ、シャドーボールのDダウン、岩石封じや電気玉投げつけるなどといったS操作にも臆することなく舞うことができる。

それ故毒びし、麻痺との相性も従来のカイリューより良く、羽連打が安定する場面が多かった他、毒びしが効かない鋼、飛行には地面、氷の範囲で弱点を突くことができる。

相手にキョジがいても選出が歪まないのが長所でありグライオン相手に対してもアイスピが時々刺さるのが良かった。また、構築にマスカとアロコンがいる都合上初手にオオニューラが出てきやすく相手の構築に見えたときには積極的に初手投げして破壊した。

どのような構築の系統にも投げられる汎用性を保ちながらも特定の構築に対しメタを仕込ませることは構築のコンセプトと非常にマッチしており環境に合わせたポケモンを使うことの重要性が学べたシーズンであった。

選出率1位

 

サーフゴー @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ひこう
特性: おうごんのからだ
性格: ずぶとい
193(244)-58-160(244)-153-111-107(20) *A0
きあいだま / たたりめ / でんじは / じこさいせい

麻痺後最速ドラパ抜き           残りHB

結構最強。アマガラウド入りサイクルのような構築に特に強く、高い勝率を保てたのはこいつのおかげであった。飛行テラスでスタン構築に紛れたグライオンに多少対応できるようにした。また、ある程度数がいたコノヨも処理が安定した。

こいつの一番の天敵は相手のサーフゴーなのだが相手にスカーフシャドーボールでこだわらせると隠密カイリューの起点となる点も非常に相性が良かった。

麻痺待ち再生してるときはまさにゴールデンタイム

選出率3位

 

ブリジュラス @ フィラのみ
テラスタイプ: フェアリー
特性: じきゅうりょく
性格: なまいき
197(252)-125-151(4)-145-128(252)-94
ラスターカノン / ドラゴンテール / ステルスロック / ミラーコート

HD特化

HDブリジュラス。技構成はガチグマを少しでも削るためにラスカ、相手の詰み展開を流すドラテ、最強技ステルスロック、アロコンのアンコールと合わせて詰めでも使えるミラーコートで完結していた。

ミラーコートが非常に強く、ステロ+ドラテを見せることで相手の詰みを抑制し殴ってきたところをミラーコートで返すという動きが非常に刺さった。実際手も足も出ないほど重いはずのヒートロトムもこいつでなんとかなっていた。

また、終盤のブリジュラスが頑丈だったところも追い風だった。

相手のブリジュラスに上からドラテや吠えるを押されるのが嫌だったが、それ以上にドラテの火力を落としたくない場面が多かったので性格は生意気。

テラスは重めなドラゴン(セグレイブ、カイリュー)に対抗すべくフェアリー

選出率4位

 

キュウコン(アローラ) @ とけないこおり
テラスタイプ: ほのお
特性: ゆきがくれ
性格: おくびょう
149(4)-78-96(4)-133(252)-126(44)-170(204)
ふぶき / フリーズドライ / テラバースト / アンコール

最速ガブ抜き
H4振りカイリューを吹雪で確定
特化ブラム12.5%で耐える

スタンを使っていた時相手にボコされてパクったポケモン
カイリューを通すために相手のガチグマ、ブリを削るサブエース的な役割。環境に火力のない個体しかいないためテラスを切られずそのままイージーウィンという展開も少なくなかった。

カイリューとの相性補完に非常に優れており物理特殊での棲み分けはもちろんのことカイリューの地面打点に対し相手が飛行テラスを切るとコイツの一貫ができる。

また、アンコールが偉すぎてカイリューの起点を作ったり、前述した通りブリのミラコと合わせて詰めに使ったりと大活躍だった。

炎テラバはサーフゴーハッサム、浮遊持ちの鋼テラス意識。最終日も何度かハッサムを焼いた。

選出率2位

 

マスカーニャ @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ゴースト
特性: へんげんじざい
性格: ようき
151-162(252)-90-90-91(4)-192(252)
トリックフラワー / はたきおとす / どくびし / あまえる

ASぶっぱ、DL対策であまりD

あまえるマスカーニャ。天然が構築にいない都合上初手のドラゴンにテンポを取られたくなかったため採用に至った。
技構成は叩き毒びし甘える@1だが今回はラッシャに打てるトリックフラワーを採用した。あまり打たなかったので挑発やトリプルアクセルにしたり、Aを削って耐久に振るなど調整を見直してもいいかもしれない。(セグのつらら×2+礫耐えなど)

また、テラスは神速無効のゴーストとしたが一回も切ることはなかったのでもっと局所にメタを絞ったテラスにしていいかもしれない。(キュウコン+セグレイブに強い鋼テラバなど)

ミミッキュに甘える→叩きと入ることですごい試行回数稼げる。

選出率5位

 

ガチグマ(赫月) @ たべのこし
テラスタイプ: どく
特性: しんがん
性格: ひかえめ
204(124)-81-141(4)-196(188)-93(60)-89(132)
ハイパーボイス / めいそう / ちょうはつ / みがわり

H:身代わりが地球投げ耐える
C:+3ハイボでH252ドヒドが87.5%で落ちる
S:4振りアマガ抜き(普通にハピ抜けてなかった)
D:あまり

受け、ママングライ破壊ポケモン。毒びしと合わせてほとんどの受け構築を破壊した。従来の瞑想ガチグマでは詰んでしまう一定数いた地獄突きグライオンにも身代わりで対応できる。副産物としてミミズズドーブルバトンにも初手身代わりから入ることで勝率100%を保つことができた。 構築としてもゴースト電気の一貫を切ることができ優秀。

テラスが毒で本当に正しかったのかは諸説。(オオニューラが多かったので結果的には良かったと思うが...)

身代わりを張る都合上相手の毒が怖くない、グライの地震が普通に痛いので増えていたグライオンの悪打点半減、悪戯心、サイコノイズ無効の悪とかも面白いかもしれない。(ブーツエルフに一敗)

影のMVP

選出率6位

 

【選出】

かなり自由に投げていた。

対スタン:カイリュー@2(サフゴアロコンブリ、たまにマスカ)

対サイクル:毒びし刺さってそう→マスカカイリューサフゴ

刺さってなさそう→カイリューサフゴ@1

対ママングライ:ガチグマ@2

 

【重いポケモン

セグレイブ:アロコンに頑張ってもらうが重すぎる。壁と組まれてると詰み。

アタッカーポリ2:好き放題される。

 

【感想】

ぶっちゃけ欠陥だらけの構築だとは感じますが憧れの最終2桁がとれてうれしいです!

今後もさらに上を目指して頑張ろうと思います!

ポケモン友達がいないので一緒にポケモン考える人が欲しいです。気軽に連絡ください。

【結果】

TNぼんじりZ 最終順位71位 レート2113